claude mcp add で MCP を実運用した記録 — 設定・一覧・削除の全コマンドと詰まりどころ
MCP の概論記事を読んで「なるほど」となっても、実際に claude mcp add を打つ段階で手が止まる。
コマンドの後ろに何を書くか。スコープとは何か。設定はどこに保存されるのか。「MCP か CLI か API 直叩きか」の使い分け判断はできても、「で、実際に繋ぐコマンドは?」 がわからない。
2026-06-17、KW 調査を手動で続けるのが無理になり、ラッコキーワードMCP(月2,475円)を Claude Code に接続した。このとき claude mcp add を初めて実運用で使った記録をまとめる。
結論
claude mcp add <name> <command> の形で打つだけ。 3 コマンドを覚えれば操作は完結する。
| 操作 | コマンド |
|---|---|
| 追加 | claude mcp add <name> <起動コマンド> [引数...] |
| 一覧確認 | claude mcp list |
| 削除 | claude mcp remove <name> |
| グローバル化 | --scope global を add に付ける |
詰まるのは「<起動コマンド> に何を書くか」だけ。MCP サーバーごとに公式の起動コマンドが違うので、接続したい MCP の公式 README を確認する。
この記事の前提
- 環境: Claude Code(CLI)
- 接続した MCP: ラッコキーワードMCP(月2,475円)
- 動機: KW 調査を手動でやり続けると手が続かない → Claude Code に流し込んで展開を自動化したかった
- 実施日: 2026-06-17
この記事は「実際にどう打つか」に絞る。MCP・CLI・API 直叩きの使い分け判断は「MCP か CLI か API 直叩きか」を先に読んでほしい(ただしその記事は判断軸止まりで、実コマンドを書いていない。本記事はその先)。
読者のよくある詰まり
claude mcp addの後ろに何を入れるか、公式ドキュメントの例が抽象的でわからない<command>はnpxを使うのか、pythonなのか、どこで確認するかがわからない- スコープという概念を理解していない(プロジェクトローカル vs グローバルの違い)
- 「設定された」かどうかを確認する方法がわからない
実際にやったこと — コマンド詳説
1. claude mcp add — 追加
claude mcp add <name> <command> [args...]
<name>: Claude Code 内で参照するための任意の識別子(例:rakko-keyword)<command>: MCP サーバーの起動コマンド(例:npx、python、node)[args...]: 起動コマンドへの引数(公式 README に記載されている内容をそのまま使う)
ラッコキーワードMCP を接続する場合、公式セットアップページの起動コマンドをそのまま第 2 引数以降に貼る。引数に - が含まれる場合は -- を区切りに入れると誤認識を防げる。
# -- を使う場合(引数が - で始まるとき)
claude mcp add rakko-keyword -- <公式の起動コマンド>
# -- 不要の場合(単純な npx コマンドなど)
claude mcp add rakko-keyword npx -y <パッケージ名>
「起動コマンドに何を書くか」は MCP サーバー側の問題。Claude Code の claude mcp add は任意の起動コマンドを受け取るだけなので、接続したい MCP の公式 README の「インストール / 起動」手順を見る。Claude Code の MCP 接続が難しいのではなく、MCP サーバーごとの設定が違うだけ。
2. claude mcp list — 確認
追加後は必ずこれで確認する。
claude mcp list
接続されたサーバー名、コマンド、スコープの一覧が出る。ここに表示されれば設定完了。表示されなければ claude mcp add のコマンドを見直す。
3. claude mcp remove — 削除
claude mcp remove <name>
<name> は claude mcp list で表示されるサーバー名と一致させる。
スコープ: プロジェクトローカル vs グローバル
# プロジェクトローカル(デフォルト・省略可)
claude mcp add <name> <command>
# グローバル(すべてのプロジェクトで使う)
claude mcp add --scope global <name> <command>
判断基準:
| 用途 | スコープ |
|---|---|
| このプロジェクト専用の MCP | デフォルト(省略) |
| Claude Code を使う全作業で毎回使う | --scope global |
ラッコキーワードは「どの記事を書くときでも KW 展開したい」と判断してグローバルで設定した。
設定ファイルの保存先
設定は以下に保存される。
| スコープ | 保存先 |
|---|---|
| プロジェクトローカル | {プロジェクトルート}/.claude/mcp.json |
| グローバル | ~/.claude/mcp.json |
プロジェクトローカルの設定を git で管理するかは用途次第。APIキーなどの認証情報が含まれる場合は .gitignore に .claude/ を追加する。
なぜ既存記事が役に立たなかったか
MCP か CLI か API 直叩きか は「いつ MCP を使うか」の判断軸として書いた記事だ。ところが Google Search Console で「api 直叩き」というクエリで 9 インプレッション・直帰率 100% という数字が出ていた。
判断軸は理解できても実設定で詰まっている、という需要が別にあることがわかった。判断軸記事と実設定ガイドは別の記事として分ける必要があった。
今日やること(3 つ以内)
- 接続したい MCP サーバーの公式 README を開いて起動コマンドを確認する
claude mcp add <name> <起動コマンド>を打つ(全プロジェクトで使うなら--scope globalを付ける)claude mcp listで追加されたか確認し、Claude Code を再起動してツールが見えるかチェックする
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