【第12回】夜寝てる間に Claude Code が記事を書き上げる構成 — 月 ¥5K で動く全コード
ここまで11本のエピソードで、Claude Code の各機能を1つずつ深掘りしてきました。最終話の今回は、それらを統合した 「自走する Claude 自動化」の完成形 を全公開します。
筆者が masatoman.net 周辺で運用しているスクリプト群は、このアーキテクチャの実装です。寝ている間に競合調査が走り、朝起きたら記事の下書きと PR が来ている、本業中に Slack で指示を出すだけで個人開発が進む——そういう状態を、Pro プランの範囲内で組めるという前提で設計しています。
この記事では、その完成形のアーキテクチャ・実装・運用ノウハウをすべて公開します。シリーズの集大成として、Ep.01〜11 の知識を前提に書きます。
結論:自走する Claude 自動化 は「6層構造」で構築する
結論から書きます。自走する Claude 自動化 は次の6層から構成されます。
| 層 | 役割 | 関連エピソード |
|---|---|---|
| Layer 1: トリガー層 | 起動・スケジュール | Ep.05, 08 |
| Layer 2: 安全装置層 | Hooks による事故防止 | Ep.04, 11 |
| Layer 3: コア実行層 | Claude Code 本体 | 全エピソード |
| Layer 4: 拡張層 | Skills + MCP | Ep.01, 02 |
| Layer 5: 並列化層 | サブエージェント | Ep.03, 09 |
| Layer 6: 観測層 | Slack/ログ/メトリクス | Ep.05, 07 |
すべての層が揃って初めて「自走」が成立します。1層でも欠けると、人間の介入が必要になり「自走」とは呼べません。
アーキテクチャ全体図
┌─────────────────────────────────────────┐
│ Layer 6: 観測層 │
│ Slack / ログ / コスト計測 │
└─────────────────────────────────────────┘
↑ 結果通知
┌─────────────────────────────────────────┐
│ Layer 5: 並列化層 │
│ サブエージェント (researcher/coder/...) │
└─────────────────────────────────────────┘
↑ 委譲
┌─────────────────────────────────────────┐
│ Layer 4: 拡張層 │
│ Skills + MCP サーバー群 │
└─────────────────────────────────────────┘
↑ 機能呼び出し
┌─────────────────────────────────────────┐
│ Layer 3: コア実行層 │
│ Claude Code (--print モード or 対話) │
└─────────────────────────────────────────┘
↑ 安全フィルタ
┌─────────────────────────────────────────┐
│ Layer 2: 安全装置層 │
│ 9つの Hooks による多層防御 │
└─────────────────────────────────────────┘
↑ 起動
┌─────────────────────────────────────────┐
│ Layer 1: トリガー層 │
│ systemd + cron + GitHub Actions │
└─────────────────────────────────────────┘
各層の責任は完全に分離されており、層を入れ替えても他の層は影響を受けません。
Claude Code を本格活用するなら Max プラン(月$100〜、定額でトークン使い放題)が必須です。このシリーズの全実装例は Max プランで動作確認済みです。
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