【第11回】Claude Code Hooks で事故を防ぐ — git secrets / 本番DB保護の実装
「Claude が暴走したらどうしよう」——これは Claude Code を本格運用する誰もが考える不安です。
筆者はこの不安を Hooks で解消しました。9つの安全装置を組み合わせた多層防御を構築し、本番事故をゼロにしています。この記事では、その9つの Hooks をすべて実コード付きで公開します。
前半は無料パートで「事故が起きる典型パターン」、後半(有料パート)で具体的な Hook の実装を全公開します。
結論:本番事故は「9つの安全装置」で完全に防げる
Claude Code を本格運用していて起きる事故は、ほぼすべて次の9パターンに集約されます。
- 本番 DB の TRUNCATE / DELETE
- API キーのコミット
.envのリポジトリへの混入- production ブランチへの直接 push
rm -rfで大量ファイル削除- 依存パッケージの不正な追加
- CI/CD 設定の無断変更
- GitHub Token の漏洩
- 本番 Stripe キーでのテスト
これら9つすべてに対して、Hooks による安全装置を1対1で対応させます。
なぜ Hooks なのか
「気を付ける」「ルールを文書化する」では事故は防げません。Claude Code は確率論的に動くので、稀に間違ったコマンドを実行します。
Hooks は「実行を物理的に止める」唯一の手段 です。Claude が間違ったコマンドを生成しても、Hook が exit 1 を返せば実行されません。
事故が起きる典型パターン
パターンA:本番 DB 操作の事故
「ローカルで DELETE FROM users WHERE id = 1 をやろうとしたら、DATABASE_URL が本番に向いていた」というパターン。気付いたときには手遅れです。
パターンB:シークレット漏洩
.env.production を git add してしまう、API キーをハードコードしたままコミットする、などの事故。一度公開リポジトリに入ると、削除しても履歴に残ります。
パターンC:CI 設定の暴走
Claude が .github/workflows/ を勝手に書き換えて、無限ループの GitHub Actions を作ってしまう。気付かないと月数万円の請求が来ます。
これらをすべて Hooks で防ぎます。
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